築浅のマンションを何軒かご覧になり、その質感がどうしても好きになれないとご相談に来られたお客様。好まれない理由をお伺いし、比較的築年数の浅いマンションを選択した上で、設備交換、床の張替えと少しの造作だけをご提案。その中で住環境とご自身のお仕事の環境のバランスを考え、築年数10年台のマンションをご購入頂きました。

当初はリフォームをどのように行えば良いのか手探り状態のようでしたが、打ち合わせを重ねるごとにイメージが湧き、既存の和室の壁を抜いてリビングと一体化させ、床材を変えて質感を変え、気になる設備は交換していきました。大きな事はしていなくとも、部屋の印象が徐々に変わっていくにつれ、目を輝かせてリフォームの様子を度々ご覧にいらっしゃるお客様。

好きな洋服を選ぶ事と同様に、ご自身の住まいにご自身の色を加えていくという作業を経て、屈託のない笑顔と笑い声の絶えない生活がこの空間で続いていきます。